アトピー性皮膚炎と漢方

更新日:4月15日

アトピー性皮膚炎は痒みのある湿疹が、良くなったり悪くなったりを繰り返す辛い症状です。

乾燥やさまざまな刺激に対して皮膚のバリア機能が低下していたり、炎症を起こしやすい体質の方に多く見られます。


■皮膚が弱い、刺激に敏感:

中医学では体表のバリア機能である”衛気、益気”の機能を高める漢方薬を使います。

また皮膚と腸は表裏関係といい、関係が深いと考えられます。

そのため消化器官である脾の働きを助けるものも足して使うことが多くあります。


■赤みがあり痒みがひどい:

炎症を抑え、痒みを軽減させる漢方薬を使います。

清熱涼血の働きのある漢方薬や、痒みを”風(ふう)”と捉え、風の発生を抑える漢方薬を使います。


■乾燥やじゅくじゅくがある:

水の巡りに問題があり肌を潤す事ができない、または患部に水分が過剰に集まっている状態です。

潤いを補い痒みを抑える漢方薬や、水はけが良くなる漢方薬を使います。

また身体に必要な水分を取り入れる器官である胃腸の働きを良くし、水の巡りを改善するものなども使います。





辛い症状を「取る」薬と、辛い症状を「起こさない様にする」薬は違う

痒くて辛い時に使う薬と、症状が緩和してから痒みなどが起こりづらい様にする薬は違うものを使うことが多いです。

浮き沈みの多い皮膚炎は長い目で見ていくことも大切です。



お食事について

脂っこいもの、炭水化物だけの食事は身体の中で余分な熱を発生しやすくします。

食物繊維、タンパク質を意識して良く噛んで召し上がってください。

冷たいものを摂る時は前後に温かい温度の飲み物などを取り入れると胃腸の働きが低下しづらくなります。





◇皮膚炎によく使う漢方薬◇

竜胆瀉肝湯

銀翹散

温清飲

荊芥連翹湯

消風散



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